riepearのブログ

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アトミックブロンド を見て 感想

アトミックブロンド、見に行きました。
シャーリーズ・セロンの接近戦、良かったです。
ヒャッハーはしないけど「強い女を見たい」って願望で選んだ映画だったので願望には100%ぴったりでした。
80s音楽が多かったし、英語も聞き取りやすかったから音声だけ抜いて日々ラジオみたいに聞きたい。



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予告だと女優さん若く見えるけど、あれね。
そこまで若くはないんですね。
あと後で調べたら分かったけど
監督は『Mr. & Mrs. スミス』でブラッド・ピットのスタントマンをしたスタント・アクター出身という異例の経歴を持つデヴィッド・リーチ監督。



印象的だったことを覚え書き的に箇条書きで
・灰色の世界で白のコートかっこいいなぁ
というかボーイロンドンってこの時代もあるんだ
・音楽かっこいいけど、若干やりすぎな気がする
・主人公以外みんなしぬ
・黒髪フランスガールかっこいい
・エンディングでうっひょーまじかなタイプ
まあでもある程度予想はできるので、どんでん返しってほどでもない。
・肉弾戦が結構痛々しい
・車の鍵って武器になるのね

冒頭の「冷戦決着には関係ない」は含みがありすぎて、
「関係はとてもあるけど、ないってことにしてください」な意かと思ったけど本当に関係なかった。

取り調べ室での回想シーンで話が続く。ラスト直前までずっと回想シーン。


両サイドに警官に立たれた時、黒のタートルニットを顎まで持ってきて肉弾戦。警官ズが倒れた後にニットを下ろして...って時にロックな当時の音楽スタート
すごくかっこいいのだけどその後も、敵を倒した後に同時に大音響でミュージックスタートなシーンが多すぎる気がする。MVっぽすぎる。本当にすごくかっこいいのだけどちょっと曲の使い方がくどいかなぁ....ちょっとだけね
暴力シーンもしくは負けたシーンで超ポップな音楽が流れる定番の感じも少しあったかな

スパイ同士で探り合いの中、当時のドイツはベルリンの壁崩壊で民衆は浮かれ気分。後半では花火上がってた

MI6とKGBとCIA、ドイツ東側と西側が絡み合い、
二重どころか三重スパイを疑いながら見る映画だった。
また失顔症マンとしては特に苦になる映画ではなかったです。

接近戦は、相手がいい感じにしつこい。最強女スパイではないのでそこそこやられるし、そこそこ怪我する。
「そうだよな、相手のおっさん達も生きたいし一発でやられないよな」と一瞬マフィアのおっさんに肩入れしたくなるぐらい最後まで生命力ある接近戦だった。特にビル内で眼鏡のリスト暗記おじさんを守るシーンの最後のおっさん

そういえば主人公とフランスガールとドイツの若者以外はみんなおっさん。登場人物の8割おっさんだった。